商品No:100822
容量:750ml
生産地:フランス/アルザス
タイプ:白微発泡(ごく僅かな発泡)
品種:リースリング、ピノグリ
生産者について
ドメーヌ・ミュラー・ケルベルは、ストラスブールとコルマールの中間に位置するセレスタ郊外、サン=イポリットに拠点を構えるワイナリーです。1961年に設立された家族経営のドメーヌで、現在は4代目当主ダヴィッド・ケベルレが27haの畑を引き継ぎ、伝統とナチュラルな手法を融合させたワイン造りを行っています。3代目までは伝統的な醸造を行っていましたが、ダヴィッドの代になってからナチュラルワインへと方向転換。その過程で、クリスチャン・ビネールが主宰する「ピルエット・グループ」に参加しました。グループでは自らのワインをピルエットのラベルでリリースしながら、情報交換や共同活動を通じてスキルアップを重ねます。この経験を経て、ダヴィッドはナチュラルワインの完成度を高め、ついに独立を果たすこととなりました。今後が大いに期待される新世代の造り手です。
印象的なファンキーなラベルは、親友でもあるタトゥーアーティストに依頼して制作されています。ダヴィッドがキュヴェ名や使用品種、テイスティングの印象を伝え、それをインスピレーションとして描き上げられています。彼自身も腕にびっしりとタトゥーを入れており、その個性がラベルにも色濃く反映されています。
輸入元コメント
「Baumrawa(バウムラワ)」は、ダヴィッドの本拠地であるサン=イポリット周辺の地名に由来しています。その地域で収穫された葡萄を使用していることから、この名前が付けられました。花崗岩質の区画で育った葡萄を収穫後、ダイレクトプレス。ステンレスタンクで発酵させ、発酵が終わる前に瓶詰めしています。亜硫酸無添加。
抜栓と同時に茶色がかり、褐変が見られることも。2000年代前半のサンスフルワインに多く見られた現象です。パイナップルや金柑コンポートのような南国系果実に加え、フレッシュミントの清涼感、ジャスミンの華やかさが重なります。微発泡で泡はごく弱め。はっさくを思わせるドライな柑橘のニュアンスと、塩味を伴うはっきりとしたミネラル。酸化熟成のニュアンスがありつつも、ネガティブさはなく、アフターにじわじわ広がる旨味が魅力です。外観は酸化の印象が出るものの、味わいはドライで軽快!
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
20歳未満には酒類の販売をいたしません。