商品No:100325
容量:750ml
生産地:フランス / オーヴェルニュ
タイプ:赤微発泡
品種:メルロー50%、ガメイ・ドーヴェルニュ50%
▼堅実な若き2人の生産者!オーベルジュの新しい風!▼
ヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーの息子であるエメ・デュヴォーとクレール・サージュの若い2人により、オーヴェルニュのLa Haute Loireで2020年に設立。エメは幼い頃から父親のマニュエルやその周囲の人達を通して、自然派ワインを肌で感じながら育ちました。そのため当たり前のようにマニュエルの畑や醸造する様子を見ており、収穫なども含め手伝うことが普通になっていました。本格的にマニュエルの所で醸造を学んだのは2017年頃からです。
カタルーニャとフランスのハーフであるクレールは、彼女のお兄さんとともにカタルーニャワインのインポーターとして仕事をしていました。その仕事を辞めたのと同時期に、インポーターの仕事を通し知り合ったマニュエルから、小さな区画を栽培や醸造を覚えるために耕作してみてはどうかと提案されたことがきっかけで、パリのレストランで4日働き、残りの3日間をオーヴェルニュの葡萄畑で働く日々を送りました。約2年、エメとクレールはマニュエルの元で学び、独立するにあたりLa Haute Loireの地を選びました。ここは、以前広大な葡萄畑が広がっていた地域ですが、フィロキセラの被害により殆どの葡萄の木が抜かれてしまい、彼らはこの場所を復興させたいという思いで、この地でネゴシアンから始めることにしました。本来であれば自社葡萄で醸造をしワインを世に届けたいという気持ちですが、とても良いテロワールでありながら、わずかな区画しか残っていない状況で、新たに葡萄を植えることしか葡萄畑を持つすべがなく、より良い土地を見つけることや植樹の資金を貯めるためこのようなスタートを切る決断となりました。初ヴィンテージとなる2020年は、マニュエルやカタルーニャの有機栽培の葡萄などを使用しS02は使用せず醸造しています。少しづづ基盤を固めていく堅実さを持つ20代の若き2人。今後の活躍に乞うご期待!
全房でフーラージュ(ブドウの粒を潰す事)をしながら3日間マセラシオン。残糖がある発酵途中で瓶詰めして14ヶ月間の発酵と熟成。2023年12月デゴルジュマン。
オレンジがかった中程度の赤色。苺やフランボワーズのコンフィチュール、熟した葉付きの苺、りんご、ダークチェリーを想わせる甘やかな香りが漂い、チャーミングな印象を受けます。溌剌とした微細なガスを伴い弾むような軽快感で、ほどよい甘みと充実感のある果実味にフレッシュハーブのような清涼感がアクセントを与えながら口中へと膨らみます。流れるような瑞々しさや果汁感、可憐な赤い果実を主体とした風味が調和した馴染みやすい味わいです。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
20歳未満には酒類の販売をいたしません。